GMTマスターの初代モデル
Ref.6542 (プラスチック風防 Cal.1030/Cal.1066)
製造期間 1955年~1959年
via hodinkee.com
パンナム航空の依頼により開発された。
パイロット用にブラックダイヤルが配布され、一部の幹部用にホワイトダイヤル
【バニラコーク】が配布されたといいます。
ブラックは市場にも出回っておりますが、ホワイトはまずお目にかかれないでしょう。
そして、同時に二つのタイムゾーンを表示可能となり、利便性の充実度が増した。
製造期間が約5年という短さの為、市場になかなか普及されず、高騰を続けております。その中でも特に、開発初期にのみ製造されたエナメルベゼルは入手がさらに困難の為コレクターやマニアの間で話題となりました。
セカンドモデルRef.1675
Ref.1675 (プラスチック風防 Cal.1570)
製造期間 1960年~1980年
via shop.hodinkee.com
1960年から新たにリューズガードを搭載し、誕生したセカンドモデルRef.1675
約20年間もの間愛された、ロングセラーモデルとなりました。
インデックスに縁取りがされておらず、風防が厚いため、アンティーク感の強い佇まいが人気となりました。製造年数が比較的長いため、個体数も多く、コストもやや手頃なため多くの方に愛されています。
1960年代から1980年代はブレスレットにもブレスレットが改良された時期でもあり、製造期間の長かったRef.1675はリベットブレス、巻き込みブレス、ハードブレスといったさまざまなタイプが存在します。
近年、リベットブレス・巻き込みブレスが激減しているため、ブレスのみでも高騰を続けています。
コンビモデルと金無垢モデル
Ref.1675/3 Ref.1675/8(プラスチック風防 Cal.1570)
製造期間 1960年~1980年
via rolexforums.com
1960年頃に新たに登場したステンレスと18Kのコンビモデルや金無垢モデル。
文字盤のカラーが二種類存在し、ブラックとブラウンが存在します。
立体的なアップライトインデックスを備えた【フジツボダイヤル】が話題となり、一際脚光を浴びました。